黒谷和紙の超オーソドックスな紙で一点ものの魅力を

創る和紙職人 ハタノワタル

京もの認定工芸師 創る和紙職人

ハタノ ワタル さん

住所 : 京都府綾部市篠田町下岡21

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HP : 創る和紙職人ハタノワタル
ブログ : 創る和紙職人
Youtube :
黒谷和紙 : 創る和紙職人 ハタノワタル さん

ホームページとブログで和紙の魅力を積極的に紹介されているハタノワタルさん。

美術大学を卒業した経験を生かして、店舗や家屋の内装用の手漉き和紙を施工まで一貫して請け負っていらっしゃいます。今までに何度も展覧会を開催し、エンドユーザーと積極的に交流している職人さんです。

2010年9月15日に滝道生と中村聡がハタノさんの仕事場にお邪魔して、和紙を漉いて生活されているその様子についてざっくばらんにお話しを伺ってきました。

サンドイッチ?!

創る和紙職人 ハタノワタル
ハタノ 話は変わりますけれど、越前でも補助事業って多いんですか?僕らも補助事業を何かやって行きたいと思っているんですけれど。みんな財布を叩いてもどっからもお金はでぇへんし、お客さんからお金貰ったらって、そういう商品作るけどそれすらみんなできない状況になってるし…。
あることはありますけど、他の業種の人たちとの取り合いになったりしている部分もあってなかなか。市からの補助金とかそういったもので言うと、イベントなんかをやることで出しやすくなるというのはあるのでしょうね。それが今、やっていらっしゃる手作り市。三土市(サンドイチ)なんかなんですか?
※2010年4月17日より1年間!毎月第三土曜日に開催されている綾部の田舎・志賀郷での手作り市。ハタノワタルさんもスタッフとして参加されています。(→詳細)
ハタノ 三土市は全くボランティアです。スポンサー集めて。代表をやっている人が凄い魅力ある人やから、みんながお金出してくれてそれで運営して。和紙とは全然関係ないんですけれど。
中村 あれはなかなか魅力的だなぁと感心してます。
ハタノ あれのヴィジュアルを全部やらしてもうてるんです。中身のチラシとか会場の見せ方とか。それが忙しすぎて。ボランティアでしょ。楽しいからやっているんですけれどね。

地元自体を盛り上げようと思ったら、お客さんとの接点の一番最初の印刷物にこだわる。そこに意識を集中しなくちゃ絶対いけないんですよ。黒谷和紙、他の田舎の人たちと関わっていても、僕らこんなこともできるんだと喜んでいるんですよ。頑張ろうって。だけど頑張ったってお客さんは来んよって。だってお客さんに届いていないもん、て。

だからちゃんと届けやすいものを作るっていうのが一番大切ていうか。

中村 全国的に見てもあれだけ地元を盛り立てようと、若い30代ぐらいの人たちがやっているのってあんまり聞かないですよね。
ハタノ そうですね。トップの人がやっぱりしっかりしているから。トップの人は米農家の人ですよ。その人は、基本的には自分たちで作ったもんに自分たちで値段付けて売って何が悪いって感覚で。自主流通の米でどんどん売っていっとった人なんで。そういった発想の下やっているから。
中村 Youtubeでも出ていましたけれどハタノさんを取材されていた方ですよね?
ハタノ そうそう。
中村 メチャメチャ、喋り上手いですよね(笑)
ハタノ メチャメチャ、喋り上手い(笑)農家なのに(笑)
中村 もうほとんど噺家ですものね(笑)
ハタノ おもろいですよ。
志賀郷田舎手作り三土市@あやべ 綾部
志賀郷田舎手作り三土市
中村 トラクターに子供たちを乗せてやっているのなんか凄い楽しいだろうなぁと思いますね。
ハタノ チケット代で50円ですけどね。そのチケットは僕の和紙なんですよ。そういう細やかな気遣いがありますよね。そういう実験、実験というほど大きくはないけど。遊びですかね。
例えばああいうことをやっていると遊びの幅が増えてきて。志賀郷、和紙に関係なくて、だいたい主にお百姓さん、若いお百姓さんなんですけれど。遊びの幅が増えて次から次へと広がっていっているみたいな感じやし。みんな何かボチボチ元気になってきている。交流ができて。
中村 横の繋がりを地元の中で作っていくというのが一番大切なんでしょうね。
ハタノ そうですね。横の繋がりない限り、この仕事は成り立ってないですからね。

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