カドをとった洋封筒ダイヤ貼り・洋3(JIS洋1)・桐紙 (3枚組)
・桐でできた封筒
日本で最も多く出回っている洋封筒は洋3(ようサン)と呼ばれる176mm×120mmの寸法のものでございます。
和紙を使って、
↑フタの先っちょの部分とか、
↑底のこういう部分とかの、尖ったカドに丸みをつけて、カドが立たないような雰囲気の、ダイヤ貼りの洋封筒を作ったら素敵なんじゃない?!と思い立ちまして、
↑紙の端っこになる部分にほどよく丸みがつくような抜き型を、
↑オリジナルで新たに作り、この抜き型で山形県で孤軍奮闘している桐紙職人の板垣好春さんが丹精こめて作った桐紙と弊社の機械漉き和紙を貼り合わせて、惜しげもなく打ち抜いて出来たのが、
この封筒でありまーッす!!
透き通るほどの薄さに削り出された”桐”の木を使っているため、木目も美しく映ります。その美しい木目から大切なモノをしまっておく“桐ダンス”と「箱入り娘」という言葉を連想してしまいます。
嫁ぐ日、ご両親やご家族への感謝のお手紙を入れて送られるのに相応しい懐かしくて新しくて、パリっとした封筒だと思います。
ここで桐紙職人、板垣さんの誠実なお仕事の“ほんの一部”をご紹介させていただきます!
桐の木を削る板垣さん。
専門用語で、削ることを“削く(つく)”と言うそうです。
“削き台(つきだい)”と呼ばれる”木製の巨大鰹節削り器”のような道具を使います。
素材となる桐の木は勿論ですが、木製である削き台も湿度の変化で微妙に変化するため、削くたびに微調整はかかせません。
職人の勘と経験が、均一な仕上がりを生むのです。
これが削き(つき)たてホヤホヤの桐の木。もはや芸術作品のようではありませんか。
頻繁に手紙を書く人ならば、きっとそれぞれに定番の封筒をお持ちだとは思いますが、少なくともこの封筒はTAKIPAPERにしか無いものです。
↑なお製法上の理由で、表面から桐の樹皮が一部浮いている場合があります。ご容赦いただけるとありがたいです。
↑いろいろな筆記具で文字の筆記テストをしてみた写真です。意外にも、筆ペンは擦れてにじむ事もないようです。
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色・桐の木目(中裏は白色の和紙となります)
数量・3枚組
寸法・横176mm×たて120mm(洋3、もしくはJIS洋1とよばれるサイズです)
紙の厚さ・27/100mm〜29/100mm程度