越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)・柾判
越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)・柾判
越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)・柾判
越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)・柾判
越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)・柾判
越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)・柾判

越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)・柾判

¥2,900
SOLD OUT
再入荷通知を希望する

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「takipaper.com」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「takipaper.com」を許可するように設定してください。

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※この商品は3点までのご注文とさせていただきます。

※別途送料がかかります。送料を確認する

送料・配送方法について

この商品の送料・配送方法は下記のとおりです。

  • ヤマト宅急便

    ヤマトが提供する定番の配送方法です。荷物追跡に対応しています。

    送料は地域により異なります

    • 北海道

      ¥1,400

    • 東北
      青森県, 岩手県, 宮城県, 秋田県,
      山形県, 福島県

      ¥1,000

    • 関東
      茨城県, 栃木県, 群馬県, 埼玉県,
      千葉県, 東京都, 神奈川県, 山梨県

      ¥900

    • 信越
      新潟県, 長野県

      ¥800

    • 北陸
      富山県, 石川県, 福井県

      ¥800

    • 東海
      岐阜県, 静岡県, 愛知県, 三重県

      ¥800

    • 近畿
      滋賀県, 京都府, 大阪府, 兵庫県,
      奈良県, 和歌山県

      ¥800

    • 中国
      鳥取県, 島根県, 岡山県, 広島県, 山口県

      ¥900

    • 四国
      徳島県, 香川県, 愛媛県, 高知県

      ¥900

    • 九州
      福岡県

      ¥900

      佐賀県

      ¥900

      長崎県

      ¥900

      熊本県

      ¥1,000

      大分県

      ¥900

      宮崎県

      ¥1,000

      鹿児島県

      ¥1,000

    • 沖縄

      ¥1,700

通報する

1500年続くと語られる原点的技法で漉かれた、国指定重要無形文化財の和紙です。

国指定重要無形文化財保持者(俗に言うところの人間国宝)の、

↑九代目・岩野市兵衛(いわのいちべえ)氏。意外なほど肩の力の抜けた愛嬌のある御仁ですが、紙に向かう時は、周囲を寄せ付けない雰囲気が漂います。(2004年撮影)

今でも機械や薬品を必要最小限度しか使わず、古来の紙の漉き方を粛々と守り続けている、市兵衛氏の作業現場、工程をご紹介します。

1・煮熟(しゃじゅく)

↑国内産の楮を五右衛門風呂みたいなお釜で煮ます。

2・ちり取り

↑煮ることで柔らかくなった楮の繊維に付いている、細かな傷やゴミを手作業で丁寧に取り除きます。夏の暑い日も冬の寒い日も、大半の時間をこの態勢で過ごします。とっても地道な作業です。

3・叩解(こうかい)

↑チリを取り終わった楮を樫の棒を使い独特のリズムで叩き、繊維をすりつぶしていきます。

4・紙出し

↑叩解した繊維を綺麗な湧き水の中でぐるぐるかき混ぜでんぷん質や不純物を取り除きます。バレーボールぐらいの繊維の塊一つにつき小一時間かけて、じっくりかき混ぜます。地道な仕事です。

5・紙漉き

↑長時間を費やして準備した原料を使い紙漉き開始。「桁」(木の枠)は縦方向にのみ揺り動かします。

↑漉き上がったばかりのまだ濡れた状態の紙を一枚ずつ重ねて出来た紙床(しと)。原料の準備や乾燥、検品などに多くの時間をとられるため、一週間のうち紙を漉くのは1日〜2日だけです。

6・圧搾

↑紙床(しと)の水分をテコの原理でギュ〜ッと絞り出します。

7・板張り

↑刷毛を使って、水分が抜けた紙を丁寧かつ機敏に一枚ずつ銀杏の木の板に貼りつけていきます。

8・乾燥

↑室(むろ)と呼ばれるサウナみたいなとこに入れて40〜50℃ぐらいでゆっくりと乾かします。

9・検品

↑市兵衛氏みずからが一枚ずつ検品して、やっと完成します。

越前生漉奉書は300回の重ね刷りに耐えるとうたわれるほどの丈夫さを誇っており、先代の八代目・市兵衛氏の漉いた奉書は、広く内外の版画家から支持され、あのパブロ・ピカソも版画用紙として愛用していたそうです。

------------------------------
・仕様
色・楮色(白とベージュとクリーム色が合わさったような優しい色合いです)
数量・1枚
寸法・約550mm×約440mm(紙の周囲がモワモワした漉きっぱなしの状態で出荷します)
紙の厚さ・約18/100mm〜21/100m(一枚一枚厚みが微妙に異なります)

ショップの評価