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カドをとった和封筒・長4・桐紙 (3枚組)
・桐でできた封筒
長4(ながヨン)と呼ばれる90mm×205mmの寸法の和封筒は手紙のやり取りもさることながら、納品書など、ちょっとした書類を入れるために使うことが多いと思われるわけです。
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ただ、和紙の封筒に限って言えば、かしこまったメッセージのやり取りに使われる場合が多いはずでありまして、
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↑フタの先っちょの部分とか、
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↑底のこういう部分とかの、尖ったカドはよろしくないのではないか?!と思ったその訳は…、まぁ、そのぅ〜、「カドが立つ」から、なんですけれども…。
とにもかくにも、大切なメッセージのやり取りにはカドをとったフォルムの封筒の方が、より相応しいという思い込みから、
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↑封筒を開いた時に紙の端っこになる部分にほどよく丸みがつくような抜き型を、
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↑新たに作って、この抜き型で、山形県で孤軍奮闘している桐紙職人の板垣好春さんが丹精こめて作った桐紙と、弊社の機械漉き和紙を貼り合わせ惜しげもなく打ち抜いて出来たのが、
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この封筒でありまーッす!!
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桐の木を透き通るほどの薄さにまで削り出し、別紙に合わせるという、実に丹念な工程を経て作られている桐紙。
その美しい木目から、大切なモノをしまっておく”桐ダンス”を思わせます。
懐かしくて新しくて、パリっとした封筒となりました。
それもこれも、板垣さんの誠実なお仕事があってのこと!
ということで、ここで板垣さんの桐紙作りの”ほんの一部”をご紹介させていただきます!
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桐の木を削る板垣さん。
専門用語で、削ることを“削く(つく)”と言うそうです。
“削き台(つきだい)”と呼ばれる”木製の巨大鰹節削り器”のような道具を使います。
素材となる桐の木は勿論ですが、木製である削き台も湿度の変化で微妙に変化するため、削くたびに微調整はかかせません。
職人の勘と経験が、均一な仕上がりを生むのです。
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これが削き(つき)たてホヤホヤの桐の木。もはや芸術作品のようではありませんか。
頻繁に手紙を書く人ならば、きっとそれぞれに定番の封筒をお持ちだとは思いますが、少なくともこの封筒はTAKIPAPERにしか無いものです。
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↑なお製法上の理由で、表面から桐の樹皮が一部浮いている場合があります。ご容赦いただけるとありがたいです。
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↑いろいろな筆記具で文字の筆記テストをしてみた写真です。意外にも、筆ペンは擦れてにじむ事もないようです。
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色・桐の木目(中裏は白色の和紙となります)
数量・3枚組
寸法・横90mm×たて205mm(長4とよばれるサイズです)
紙の厚さ・27/100mm〜29/100mm程度