そのまんま便箋・純雁皮8枚組
とてもお得なセール価格でお届けします。
新鮮な魚をお刺身で味わうかのように、なるべく手を加えず紙そのものの素地、風合いを堪能していただきたい!
この「そのまんま便箋」シリーズは、こんな思いから生まれた商品です。
“紙の王様”と呼ばれる「雁皮(がんぴ)」のお値打ちな便箋です。
雁皮紙は、繊維の強さと虫害の恐れがないことから永年性が高く、緻密で滑らか、そして光沢を持ち滲みが少ないという特長があります。
これらの要素があいまって、その昔から紙王と称されております。
↑越前和紙の里紙の文化博物館の前庭にある雁皮の木です。
残念ながら撮影時は葉っぱが付いていませんでしたが、大人の背丈程度の高さがあります。
雁皮の木は生育が遅く栽培も難しいため、自生しているものから生皮を採取せざるを得ないという現実があります。最近では収穫量も減少し、製紙原料としての供給量も少なくなって、より希少な原料となっています。
この便箋は手漉き紙を手がける (有)山喜製紙所さんに紙漉きを依頼しました。
↑紙を漉くキレのあるリズムが響く作業場。
↑出来上がった雁皮100%の和紙がコレです!
下の紙が透けるほど薄く、滑らかで光沢があります。
また、「しゃらしゃら」という紙ずれの音がとても上品で涼やかです。
そのまんま便箋は罫線をあえて引いておりませんので、罫線入りの下敷きをセットしております。
縦書き、横書きいずれにも対応しており、文字の中心がわかる補助線付き!!
文字をキレイに見せるには、文字の中心を意識するのが鉄則らしいです。
いろいろな筆記具で文字の筆記テストをしてみました。
どの筆記具も程よいにじみ具合ですが、やはり筆ペンは、書き心地も書いた後もしっくり来ます。
書をたしなむ方には馴染み深い紙かもしれません。
しかし、そうではない方でも改まったお礼のお手紙をしたためる際にお使いいただくと、背筋もピンとなり、感謝の気持ちがあふれ出てくる、そんな便箋だと思います。
------------------------------
色・生成りがかった白
数量・8枚組
寸法・177mm×247mm
紙の厚さ・およそ3/100mm〜5/100mm程度