“桐紙(きりがみ)職人”イタガキくんちに行ってきた!(2/3)

“桐紙(きりがみ)職人” 板垣好春

板垣桐紙工業

板垣 好春 さん
いたがき よしはる

住所 : 山形県山形市大字大森576-36
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電話番号 : 0236-87-4139

桐材を薄く削ったものに和紙を裏打ちして作る桐紙。真っ直ぐな柾目の木目を生かした桐紙作りは、ひとつひとつの工程に熟練の技術を要し、最低でも10年の修行が必要とされています。今回の記事は、日本に2軒だけとなってしまった桐紙職人のひとり、板垣好春くん。彼が2004年に越前にお越しいただいたときと、翌年に山形の仕事場にお伺いさせていただいたときのレポートです。

““桐紙(きりがみ)職人”イタガキくんの横顔

イタガキくん横顔

運転しながら近況を語る三十路を迎えたイタガキくん。

桐紙があんまり売れないもんで、
毎日ではないものの

夜は日通のペリカン便でバイトしてる

そうです…。
苦境だな、イタガキくん…。

ただ去年わが社にやってきた時は、
お兄さんのものだったセルシオは
駐車場に入らないかなにかの理由で
イタガキくんが譲り受けたとのこと。

板垣邸玄関画像

イタガキくんのご自宅の前。

仕事場画像

そしてイタガキくんの仕事場。
道具なども整然と置かれていて、
僕の気のせいかもしれませんが、
神聖な空気が漂ってました。

よくよく聞いてみると、イタガキくんのお父さんが、

「職人は道具の整理整頓を怠るな!」

とおっしゃっていた様子。

競馬パネル

岩手競馬所属の騎手の
イタガキくんのお兄さんが勝利した時のパネル。

幸二氏パネル

お父上ご存命時の気合いの入ったパネル。

花画像

板垣邸内に飾られた奇麗な花。

お釜と呼ばれる場所画像

山形県の名所、蔵王にある“お釜”にも
連れてってもらいました。

玉こんにゃく画像

“お釜”の売店でイタガキくんにおごってもらった、
山形名物・玉こんにゃく

モンテディオ山形ペナント

飲み屋に飾ってあったモンテディオ山形のペナント。
しっかし立派な方が多いですよね山形県、恐れ入りました。

新たに桐紙に関して分かったことを書かせて頂くと、

・どうも大阪からやって来た人が山形で桐紙作りをはじめたらしい。
・桐紙に使う桐は、秋田のものに限る。
・昭和の初期は40〜50件の桐紙関連業者があった。
・為替の変動相場導入に伴う、急激な円高圧力で桐紙業者が激減した。
年に一回の桐市場で桐紙の原木は調達される。

ということらしいです。
後、イタガキくんは

魚のタラが好物である

ということも付け加えておきます。

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