有限会社山喜製紙所
山口 良喜 さん・山口 任俊 さん
やまぐち よしき やまぐち ひでとし
住所 : 福井県越前市大滝町31-20
電話番号 : 0778-43-0526
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→紙王 : 雁皮紙 (がんぴし)
今回は越前市の(有)山喜製紙所さんで雁皮紙を漉かされる様子を取材しました。雁皮紙(がんぴし)は楮の繊維の強さと三椏の光沢の両方を兼ね備えた『紙の王様』とも称される和紙です。また虫害・退色に対しても強いため和紙の中でも永年性が最も高いものでもあります。今回は雁皮100%で作られた純雁皮紙です。
今回取材したのは紙王と呼ばれる雁皮紙です。
細かく光沢を持つ繊維であるため緻密と滑らかさを持ち滲みも少ないこと、そしてその高級感あふれる質感と永年性を持っていることが最大の特徴です。
その雁皮紙。もともと高価だったのですが、雁皮が栽培が難しいため野生の雁皮を使っているのですが、最近では収穫量も減って一層値段も上がってきている背景があります。そのこともあって、純粋に雁皮だけで作られる雁皮紙の生産は少なくなってきています。
純粋に100%雁皮で作られる雁皮紙を作ることは頻繁ではなくなってきています。今回、純粋に100%雁皮で作られる雁皮紙を作るとの話しを聞いて取材させていただきました。
最初の取材は、6/4日の金曜日。雁皮を煮る作業の様子です。

今回利用している雁皮は兵庫から取り寄せたもの。雁皮は栽培が難しいため天然ものです。最近では、改めて雁皮栽培を試みている場所もあるようですがなかなか難しい部分もあるようです。
通常ですと、煮る時間はある程度の時間の幅があるものですが、今回話しを聞いたところ煮る時間はかなり正確に管理しているとのことでした。
続いて週が明けて6/7日(月)。炊き上げた雁皮のチリ取り作業をするとのことでお伺いしました。

早速、仕事場では炊き上げた雁皮のチリ取りの作業が始まっていました。
ずっと水に手を浸しっぱなしのチリ取り作業。取材した時期は初夏の時期ですからそこまで大変ではありませんが、冬の水の冷たい時期にはかなり応える地道な作業です。
どういったところがこの雁皮を扱う上で大変なのかチリ取りをしていた玉村つゆ子さんに聞いてみました。

「やっぱりねぇ、高い材料でしょ。ほやから、チリを取るときもチリの部分だけ取ってキレイな部分はちゃ~んと残さなあかんけのぉ。いつもよりそこん所が気を使うねぇ。」
玉村つゆ子さん。ホコホコした手でしゃべりながらずっとキレイにしています。
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