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この2000年間で人類に寄与する発明

この2000年間で人類に寄与する発明はネット?こういったブログもやっているだけにデジタル礼賛と思いきや。「攻殻機動隊」というアニメがあるのですが、その中で「笑い男」という存在が出てきます。デジタルの世界の極点にいる「笑い男」は、紙媒体の保管を生業としていた所がこのストーリーの味噌です。私もデジタルを進めば進めるほど、感じるのは、デジタルデータがいかに保存に適さないのかということです。対策は、バックアップのバックアップという無限地獄です。大多数はデジタルに移行するのでしょうが、「書き換えが簡単な電子情報よりも紙媒体」。これから先も紙媒体の「保存」における優位性は変わらないのではないかと思います。 (文責・中村聡)

岐阜: コウゾ:山中和紙の原料、皮むき作業 飛騨「いなか工芸館」

http://mainichi.jp/area/gifu/news/20101106ddlk21040118000c.html

 飛騨市河合町(旧河合村)の伝統手工芸品「山中(さんちゅう)和紙」の原料となるコウゾの皮むき作業が5日、同市河合町角川の「いなか工芸館」で行われた。

 河合町では鎌倉時代から、雪で自然漂白したコウゾの皮を使って手すき和紙を制作していた。今では伝統を引き継ぐのは2軒のみ。山中和紙は、山の中にある河合地域が昔から山中と呼ばれていたことから名が付いた。

 この日は、和紙職人の柏木昭人さん(42)が運営する同工芸館に、柏木さんの親類ら7人が集まって作業をした。約1・2メートルの長さに切りそろえたコウゾを専用の釜で2時間半蒸した後、1本ずつきれいに皮をむき、皮を束にして乾燥のために軒下につるした。この日は約3000本(約500キロ)のコウゾの皮をむいた。皮をむかれた枝の一部は、同市の古川祭りのちょうちんの柄に使用される。

 柏木さんは「今年のコウゾはまずまずの出来。いい紙になりそう」と話していた。乾燥したコウゾの皮は、雪が降るのを待って新雪の上にさらして自然漂白され、和紙の原料となる。 (2010年11月6日)


※寒くなってきました。それと共に、各地で楮の準備が進んでいます。

【関連情報】 : 飛騨市観光サイト 山中和紙


山梨: 西嶋和紙使いアート展出品

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/11/06/7.html

 峡南高(二宮寛美校長)は、地元・身延町の特産品「西嶋和紙」のPRのため、6、7の両日、東京ビッグサイトで開かれる「インターナショナルアートイベント デザインフェスタ」にブースを出展する。

 これまで同校は文部科学省が進める「目指せスペシャリスト」事業の一環として、西嶋和紙を使ったうちわを配布するなどして、特産品をPRしてきた。今回は県外にもその名をアピールしようと出展を決めた。

 イベントには同校建築インテリア科と情報ビジネス科から5人が参加。出展するブースは一辺が1・8メートルの正方形。ブースは和の空間をイメージし、畳や座布団が置かれる。

 ブース内には西嶋和紙で作った縦180センチ、横90センチの和紙を4枚つなぎ合わせ、1枚のキャンバスを作製。山梨の象徴である富士山を来場者と一緒に点描画で描くことで、西嶋和紙に触ってもらう。参加者には生徒たちが作った点描画のブックカバーが配布される。

 また、ブドウの皮を混ぜた和紙で作ったランプを展示し、商品開発に向けて来場者に感想を聞くなどして、マーケティング調査も行う。

 同校の建築インテリア科の森嶋真一教諭は「とても貴重な機会。いろいろな刺激を受けて、生徒自身も成長してもらうとともに、今後の取り組みに生かしていきたい」と話していた。

 同イベントは世界中から8500人を超える芸術家などが参加。同校は初出展となる。これまでの取り組みの様子は、同校のホームページから見ることができる。 (2010年11月06日)


※これまで何度か紹介してきていた峡南高さんの「目指せスペシャリスト」事業。これまでは、団扇などの製作でしたが、今回はもっと進化した形に。これからどのように膨らんでいくのか楽しみです。

【関連情報】 : 西嶋和紙工業協同組合


栃木: 気品漂う大正の来賓室 史跡足利学校を一般公開

http://mytown.asahi.com/areanews/tochigi/TKY201011050572.html

 史跡足利学校(足利市昌平町)で、大正時代に図書館として造られた建物にある来賓室が一般公開されている。和洋折衷の上品なつくりが、当時の雰囲気を伝えている。

 建物は1915(大正4)年に造られた。来賓室は玄関右手にあり、広さ約20平方メートル。天井までの高さは約4.5メートル。壁はしっくい仕上げに白い和紙が張りめぐらされ、最上部は菊花文の和紙が施されている。光を取り込む窓は縦長で計4カ所。縦約3メートル、幅80センチほどで、上下に動かすタイプ。窓からは竹林と孔子廟(びょう)を眺められる。

 図書館が建った年は、教育者の新渡戸稲造が訪れたとの記録が残っている。だが、いつごろまでこの部屋で来客をもてなしていたのかは定かではないという。

 足利学校が復元されてから現在までの20年間は、学芸員らが資料整理などのために使っていた。参観者は中の様子をうかがうことはできなかったが、半年ほどかけて職員が中を清掃するなどし、今月から一般公開を始めた。

 建物は市指定の重要文化財。現在は「遺蹟(いせき)図書館」と呼ばれ、図書の閲覧などもできる。 (2010年11月6日)


※下の公式ページで詳しく紹介されていますが、図書館として雰囲気が実に素晴らしいです、柔らかな日差しと共に和紙の雰囲気がぴったりです。

【関連情報】 : 足利学校[日本最古の学校、国指定史跡]


富山: 越中・飛騨観光圏 築200年の合掌造り改装 五箇山に案内所開設

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2010110602000118.html

 富山県西部と岐阜県飛騨地域の「越中・飛騨観光圏」の総合案内所が五日、富山県南砺市上梨の合掌造り家屋を改装してオープンした。

 五箇山地域は両県境付近に位置するため、富山県西部六市と岐阜県飛騨地方の三市村などでつくる「越中・飛騨観光圏協議会」が整備した。総事業費は約二千五百万円。

 総合案内所は築約二百年で、木造二階建ての延べ約二百七十平方メートル。

 南砺市上梨地区には五箇山民謡「こきりこ」が伝わっており、改装前には地元の人たちが郷土芸能資料館「こきりこ唄の館」として使っていた。

 南砺市観光協会の職員二人が常駐し、観光圏内の見どころの紹介や宿泊あっせん、交通案内などの業務を受け持つ。和紙や木工品などの伝統工芸品も展示する。

 開所式には両県の関係者らが出席し、看板の除幕をした。同市の田中幹夫市長は「五箇山は両県側からの窓口になる。観光圏内の情報提供を強化し、ネットワークをつくりたい」と話した。 (2010年11月6日)


※今までは、「こきりこ唄の館」として民謡の背景の紹介などに使われていた施設なのだそうです。より間口が広がると共に、観光客の方に分かりやすい案内ができるようになるのでしょう。

【関連情報】 : 五箇山上梨ポータル こきりこ.COM


愛媛: スーパーウーマン 堀木エリ子さん

http://ameblo.jp/requ-wazm/entry-10699648664.html

みなさん堀木エリ子さんを知っていますか。

銀行員から和紙の世界に飛び込み、24年間
建築に使える和紙をひたすら創り続け、
素晴らしい作品の数々を公共施設、政府施設
商業施設内に納めてこられ、更に世界へ進み続ける
偉大な和紙クリエイターさんです。

(略)

その堀木さんに、今年5月西麻布で開催する際、
展示会のDMをダメもとで送らせて頂いたのですが、
お仕事の合間をぬって本当に来てくださったのです!

(2010-11-07 08:37:18)


※"株式会社りくう"さんのブログから。ダメもとでもチャレンジするものですね。それと共に、常にきちんとアンテナを張っているからこそ、素早く反応できるのが堀木さんなのでしょう。

【関連情報】 : 和紙 - 堀木エリ子/建築空間における和紙造形の創造


越前和紙: 和紙体験 スティーブさん'S ツアー

http://jiyomonwashi.blog134.fc2.com/blog-date-20101107.html

スティーブさん率いる15名のアメリカの方々が 和紙の体験にやって来られました。

朝の9時から夕方5時まで、みっちり越前和紙の
流し漉きと和紙アートを。

(略)(2010/11/07 21:10)


※和紙作家・青木里菜さんのブログから。15名の参加とは盛況です。国際交流のあり方にも一言書かれています。

【関連情報】 : Echizen Washi Village -japanese washi paper-


黒谷和紙: 「木と紙と古いもの展」

http://parammm.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-792e.html

綾部で開催されている「木と紙と古いもの展」に行ってきました。 http://www.hatanowataru.org/木と紙と古いもの/

一番のお目当ては、和紙のドローイング作品、また天板に和紙が張らたテーブル等々、
和紙職人のハタノワタルさんの作品でした。
会場には、テーブルのほか、和紙の張られた箱もの、プレートなどあり
いわゆる「和紙」という表情から解放された感じ。

(略)(10.11.05)


※写真家の田中千尋さんのブログから。展示会で紹介されていたひとつひとつの作品のマテリアル。その質感を見事に紹介している記事です。

【関連情報】 : Casa de Banano


山口: 会場レポート☆2010伝統的工芸品フェスタ in 萩

http://awagami.jugem.jp/?eid=480

快晴が続く萩よりこんにちは、クドウです。

前ブログでご案内した「2010伝統的工芸品フェスタ in 萩」の会場風景を少しですがご紹介しまーす

会場の中央の円形のコーナーとサイドには各種工芸品の体験コーナーが

(略)

和紙では今回は、阿波和紙と越前和紙が出展。

越前さんは、いつもの二人が体験コーナーで来場者のみなさんの目を引いていましたよ~

お一人は、墨流しの名人、福田忠雄さん

今年85歳でいらっしゃるそうです

(略)(2010.11.05)


"アワガミファクトリー"さんのブログから。記事中で弊社が福田さんに取材した記事も紹介いただいていました。ありがとうございます。それにしても福田さん、85歳になるのにもかかわらず矍鑠としています。

【関連情報】 : 福田忠雄 : 一度しかできない文様"墨流し"


紙とネット この2000年間で人類に寄与する発明はなんですか?

http://kamisuki.blog83.fc2.com/blog-entry-102.html

10数年前2000年紀を祝うイベントは目白押しでした。

(略)

2000年紀を記念して科学者にアンケートを取りました。
「この2000年間で人類に寄与する発明はなんですか?」

答は2つ  

一つは「紙」

二つ目は「インターネット」

(略)

(それを聞いて私の感想)
科学者はこれまでの2000年を「紙」に
次の2000年を「インターネット」と考えたのでしょうか?

(略)(2010-11-07)


※紙漉き職人・田村正さんのブログから。この記事、非常に重要な問いがされていると思います。デジタルデータになることによって保存の優位性は限りなく低くなってきています。ちなみに、永年性が高いとされているCD。30年前の初期CDで再生できないものが最近ではドンドン増えてきているというのはあまり知られてない事実。

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